侵入者の検知については、感知範囲に人間の体温程度の温度を
感知すると反応する赤外線センサーや、送信機と受信機の間を
通る赤外線ビームが遮断されることにより反応するビームセンサー
などが多く用いられてきました。
これらには狭い範囲しか対応できないというカバーエリアの問題や、
動物など別のものにも反応してしまう誤作動の問題がありました。
FALCOは、人間が目からの視覚情報を脳で判断するように、監視
カメラの映像をコンピュータで解析し侵入者を検知する新しい監視
システムです。
センサー方式では対応が難しい広範囲の監視を可能とすると共に、
独自の技術により、従来カメラを使った監視システムでは対応が
難しかった屋外での監視を可能にしました。
施設への侵入者監視や、違法駐車監視、港の船舶航行監視など
様々な用途にご活用 頂けます。
監視対象エリア設定機能
画像の不要な部分を監視対象から
外すことで誤作動を防止します。
検出動作パターン設定機能
侵入者の動きを検出パターンとして
登録することで、フェンスの後ろや前を
通行する人などを対象から外し誤作動
を防止します。
検出対象サイズ設定機能
例えばネコなど設定したサイズ以下の
ものや、カメラのすぐ前を飛ぶ鳥や蝶
などを除外し、誤作動を防止します。
例:フェンスを乗り越える動作
@下から監視対象エリアへ侵入
A上方向へ移動
B下方向へ消える
■屋内だけでなく屋外、海上までも監視可能です。
■ 画像解析法により従来のセンサー方式では考えられない広範囲の監視を可能にしました。
違法駐車監視
道路上の違法駐車の監視や渋滞検知として
河川水位監視
河川の水位や橋梁、堤防の決壊監視として
■優れた画像識別技術と機能により侵入者検知以外の用途でも活躍します。
用途やロケーションに合わせて自由に構成を組む
ことが出来ます。
プリセット型カメラで複数の監視場所を設定したり、
スイッチャーを使って複数のカメラ画像を切り替え
ながら監視することも可能です。
侵入者など異常を検知するとモニター画面に対象
を表示するとともに、外部警告灯から音と光を発し
て異常をお知らせします。
※システムのカスタマイズも賜ります。
●FALCO:複数個所の監視が可能
●従来の技術:カメラ固定(監視地点1箇所)
■異常を検知した場合、登録されたアドレスへカメラの画像を添付しメールで通知します。
■監視カメラ画像の解析には通常カメラ台数分の解析装置が必要となりますが、FALCOは独自の
技術により、複数の監視カメラ映像解析を可能にしました。
■スケジュールにより監視時間を管理できますので、平日は夜間のみ、休日は終日監視を行う
といった自動運転が可能です。
■異常検知時にハードディスクレコーダーへ録画開始信号を送ったり、録画中の映像に“マーク”を付
けることが可能です。